『無職転生』アニメ2期の続きは、連載版なら第117話「誕生」、単行本なら25巻が目安です。
ただし、KADOKAWA公式の商品ページは25巻の収録開始話を明記していません。第117話の収録は内容上ほぼ確実と考えられるものの、本稿では正確性を優先し、「25巻に収録見込み」「25巻から読むのが目安」と表現します。
『無職転生』アニメ2期の続きは漫画何巻・何話から?
急いで答えだけ知りたい人は、次の表を確認してください。
| 確認日 | 媒体 | 続きを読む位置 | 確度 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年8月6日 | 漫画の連載版 | 第117話「誕生」から | 公式掲載話を確認済み | 第116話「修羅場」の次に始まる新エピソード |
| 2026年8月6日 | 漫画の単行本 | 第25巻からが目安 | 発売日と内容は公式発表済み | 第117話の収録開始は商品ページに未記載 |
| 2026年8月6日 | 原作小説 | 第13巻から | 物語内容を照合した対応目安 | 漫画より先まで一気に読める |
| 2026年8月6日 | 2期序盤の補完 | 『失意の魔術師編』第1巻から | 原作7巻のコミカライズと公式案内 | 本編漫画で省略の多いサラ編を読める |
アニメ2期の最終話は第24話「嗣ぐ」です。TVアニメ公式サイトでは、転移迷宮から半年ぶりに帰宅したルーデウスが、パウロの死、ゼニスの状態、ロキシーとの関係をシルフィ、ノルン、アイシャへ伝える回だと説明されています。
漫画版では、カドコミに第116話「修羅場」と、その次の第117話「誕生」が掲載されています。したがって、アニメ2期の家族会議までを見終えた人が、重複を抑えて先へ進む入口は第117話と整理できます。
第117話で描かれる中心的な変化は、ルーデウスとシルフィエットの第一子の誕生です。アニメ2期最終話の続きとして、家族が喪失を抱えながら新しい生活へ踏み出す段階に入ります。
単行本25巻は、2026年9月18日発売予定です。KADOKAWA公式は、25巻について「ルーデウスとシルフィエットに第一子が誕生すること」「一家の主として家族と触れ合うこと」を明記しています。
ここで大切なのは、公式の商品紹介に収録話一覧や開始話が書かれていない点です。
第117話の題名と25巻の紹介内容は一致しているため、第117話が25巻に収録される可能性は極めて高いと考えられます。しかし、発売前の段階で「25巻は必ず第117話から収録」とまで断定するより、「25巻からが目安」「第117話を収録見込み」と書く方が誠実です。
なお、カドコミの無料公開話や配信期限は随時変わります。連載ページでは2026年7月19日更新の第121話「誕生会」まで進んでいますが、過去話が常時無料で読めるとは限りません。読む前に正規配信ページの公開状況を確認してください。
『無職転生』アニメ2期は漫画のどこまで対応する?
アニメ2期全体を漫画で読み直す場合、本編漫画11巻から24巻付近が中心です。
ただし、アニメと漫画は、場面の順番、会話量、心理描写、エピソードのまとめ方が異なります。巻数は一対一の完全対応ではなく、あくまで「読み始める位置の目安」と考えてください。
対応関係を大きく分けると、次のようになります。
- 第0話「守護術師フィッツ」:アリエルとフィッツの過去を再構成した回で、単一の漫画巻へ完全対応するとは言いにくい
- 第1話〜第4話:サラ、カウンターアロー、ゾルダートを描く冒険者編。別コミカライズ『失意の魔術師編』が最も詳しい
- 第5話〜第12話:ラノア魔法大学への入学、フィッツとの再会、シルフィとの関係。漫画11巻〜16巻付近
- 第13話〜第18話:新居、結婚、ノルンとアイシャ、家族の再構築。漫画17巻〜20巻付近
- 第19話〜第24話:ベガリット大陸、転移迷宮、帰還後の家族会議。漫画21巻〜24巻、第116話付近まで
- アニメ2期の続き:第117話「誕生」以降。単行本では25巻収録見込み
第0話については、TVアニメ公式がアスラ王国の第二王女アリエルと「無言のフィッツ」を中心とする物語として紹介しています。複数の背景情報を映像向けに組み直した性格が強いため、「漫画の何巻」と一冊に固定するより、関連場面が分散していると理解する方が安全です。
ラノア魔法大学編の入口は漫画11巻です。KADOKAWA公式の11巻紹介には、つらい別れを経験したルーデウスへ、ラノア魔法大学から特待生の手紙が届く展開が示されています。アニメ第4話「推薦状」から第5話「ラノア魔法大学」へつながる部分です。
16巻では、フィッツことシルフィエットが想いを伝える決心をし、雹の森で計画を実行します。これはアニメ第11話「あなたへ」、第12話「伝えたい」に近い範囲ですが、表情の置き方や告白までの呼吸は漫画とアニメで異なります。
21巻以降は、ルーデウスが大きな選択を迫られ、ベガリット大陸と転移迷宮へ向かう段階です。23巻はKADOKAWA公式が「転移迷宮編のクライマックス」と案内し、ゼニスを発見したルーデウスとパウロの激闘、父から息子へ託される覚悟を中心に据えています。
24巻は2026年2月24日に発売されました。KADOKAWA公式の紹介は、喪失の中にいるルーデウスと、彼を救いたいと願うロキシーの難しさを示しています。アニメ第23話「帰ろう」と第24話「嗣ぐ」に重なる、戦いの後始末と帰還後の感情が主軸です。
つまり、検索者が混同しやすいポイントは一つです。
アニメ2期を最初から漫画で追体験するなら11巻付近、アニメ2期の先だけを読むなら第117話です。
アニメ2期序盤のサラ編はどの漫画で読める?
サラ、スザンヌ、ティモシーたち「カウンターアロー」との物語は、米田和佐さんが描く『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 失意の魔術師編』で詳しく読めます。
フロンティアワークスは同作を、原作小説7巻の物語をコミカライズした作品と案内しています。第1巻は2022年8月18日発売で、漫画は米田和佐さん、原作は理不尽な孫の手さん、キャラクター原案はシロタカさんです。
アニメ2期第1話「失意の魔術師」では、母ゼニスを捜すため北方大地へ向かうルーデウスが、失意を抱えたままサラとスザンヌに出会います。第2話ではゾルダートが登場し、第3話ではサラとの距離が近づきます。
本編漫画だけを読むと、この時期の出来事は圧縮されて見えやすくなります。
しかし、サラ編は単なる寄り道ではありません。エリスに去られたルーデウスが、「また誰かを信じてもよいのか」という恐怖に触れる物語です。
彼は好意を向けられても、それを幸福として受け取れません。期待した瞬間に再び捨てられるのではないかという記憶が、目の前の関係を曇らせるからです。
サラも、ルーデウスの過去や傷をすべて知っていたわけではありません。二人は相手を憎んだから離れたのではなく、互いの痛みが見えないまま、自分の傷を守ろうとしてすれ違いました。
僕はこの章を、壊れた自己評価を組み直す前段階だと考えています。
ラノア魔法大学でフィッツの優しさをすぐに信じられない理由も、サラとの失敗を知ると輪郭が深くなる。恋愛相手の比較ではなく、ルーデウスが他者から差し出された手を、どう受け取れる人間へ変わっていくかを見る章なのです。

漫画11巻から24巻では何が描かれる?
ここからは、アニメ2期を漫画で読み直したい人向けに、物語の流れを三段階で整理します。
11巻〜16巻付近|ラノア魔法大学とフィッツ
11巻でルーデウスはラノア魔法大学からの推薦を受け、エリナリーゼと共に大学へ向かいます。
ザノバ、ジュリ、リニア、プルセナ、クリフ、ナナホシらとの関係が広がり、その中心で「無言のフィッツ」と再会します。読者は正体を知っていても、ルーデウスは気づけない。その認識のずれが、大学編の緊張を静かに積み上げます。
16巻付近では、フィッツが役割の陰から出て、シルフィエットとして想いを伝えます。アニメは声の震えや沈黙の長さによって感情を運び、漫画は視線やコマの余白によって、言葉になる直前の恐れを止めて見せます。
ここで成立するのは恋愛関係だけではありません。
ルーデウスにとっては、エリスとの別れ以降、誰かの愛情をもう一度信じる選択です。シルフィにとっては、フィッツという名と立場に隠れず、自分自身として愛されるための一歩でした。
17巻〜20巻付近|結婚と家族の再構築
結婚後のルーデウスは、新居を構え、夫として生活を始めます。そこへノルンとアイシャが加わり、彼は兄としても家族を支える側になります。
この範囲で重要なのが、部屋へ閉じこもったノルンとの関係です。
前世のルーデウスも、社会と家族から距離を取り、自室から出られなくなった人間でした。その彼が今度は、閉じた扉の外に立つ側になります。
彼は正論でノルンを動かそうとせず、相手が自分で選ぶための時間を残します。
過去の自分を救えなかった男が、同じ孤独を抱える誰かの前から逃げない。この反復に、『無職転生』という題名の核心が宿っています。
転生とは、過去を消して別人になることではない。同じ痛みに出会ったとき、以前とは違う行動を選べるかどうかです。
21巻〜24巻付近|転移迷宮と帰還
21巻から物語は大きく傾きます。
ゼニス救出が難航していると知ったルーデウスは、シルフィの妊娠と家族の生活を気にかけながら、ベガリット大陸へ向かう決断をします。家庭を得たからこそ、旅立ちには以前より重い代償が生まれます。
23巻の転移迷宮では、ゼニスを救うためにルーデウスとパウロが戦います。救出は成し遂げられても、ルーデウスは左腕を失い、パウロは命を落とし、ゼニスも以前と同じ状態では戻りません。アニメ公式も第23話について、この代償とルーデウスの後悔を明記しています。
24巻とアニメ最終話が描くのは、勝利の祝宴ではなく、失ったものが置かれた食卓へ帰ることです。
ロキシーとの関係を含め、ルーデウスは家族に事実を話さなければなりません。シルフィ、ノルン、アイシャの答えは同じではなく、それぞれの愛情と痛みが別の角度から現れます。
戦闘が終わっても、物語は終わらない。
むしろ『無職転生』は、戦いの後に残った生活を描くとき、最も残酷で、最も優しくなります。剣戟の火花が消えたあと、湯気の立つ食卓に誰が座り、誰がいないのか。その静けさが、喪失の重さを伝えるのです。

第117話「誕生」はなぜ飛ばさない方がいい?
第117話は、アニメ2期の後日談ではなく、次の物語の感情的な起点です。
ルーデウスとシルフィの第一子が誕生し、ルーデウスは「守られる子ども」から「子どもを守る親」へ進みます。25巻の公式紹介も、第一子の誕生と、一家の主として家族に向き合うルーデウスを中心に据えています。
僕の私見では、第117話の「誕生」は、転移迷宮編で描かれた死と喪失に対する脚本上の返答です。
パウロの死によって家族の形が欠けた直後、新しい命によって家族の形が変わる。
これは、失った人の穴を新しい命で埋めるという意味ではありません。悲しみは消えず、ゼニスの状態も、ロキシーを迎えた家族の複雑さも残っています。
それでも時間は止まらない。
泣いた部屋に朝の光が入り、空いた椅子のそばで赤ん坊の声が響く。『無職転生』は、回復を「元通りになること」として描かず、傷を抱えたまま新しい役割を引き受けることとして描きます。
この視点で読むと、第117話を飛ばして後の話へ進むのは惜しいと感じます。
その後のルーデウスが「大黒柱」として強さを求める理由は、抽象的な向上心ではありません。守りたい顔が増え、失う恐怖が具体的になったからです。
また、2026年8月6日時点ではTVアニメ第3期『無職転生III』も放送中です。公式ストーリーでは、第3話「帰ってきた日常」で、ロキシーを第二の妻として迎え、シルフィとの娘ルーシーや家族と暮らすルーデウスが描かれています。つまり、アニメ3期はすでに漫画第117話以降と重なる日常へ進んでいます。
原作小説で続きを読むなら、第13巻が目安です。KADOKAWA公式の13巻紹介には、二人の妻と暮らすルーデウス、サラとの再会、家族の日常が示されており、アニメ2期後の展開と一致します。ただし、「アニメ3期は公式に13巻から開始」と明記された発表を確認できたわけではないため、本稿では内容照合による対応目安として扱います。
アニメ、漫画、小説は、同じ物語でも心へ沈む速度が違います。
アニメは声、音楽、カットの間で感情を一つの速度に束ねます。漫画はページをめくる手を止め、表情の一コマに自分の記憶を重ねられる。小説は、ルーデウスの思考の揺れを最も細かく追えます。
どれが上という話ではありません。
続きを急ぐなら小説13巻。絵で追うなら漫画第117話。映像の温度を待つ、あるいは放送中の3期を見る。自分が物語とどの距離で向き合いたいかによって、選ぶ入口が変わります。
まとめ|アニメ2期の続きは第117話、25巻は収録見込み
『無職転生』アニメ2期の続きを漫画で読むなら、連載版の第117話「誕生」からが最も明確です。
単行本派は、2026年9月18日発売予定の第25巻から読むのが目安です。KADOKAWA公式が第一子の誕生を25巻の内容として案内しているため第117話の収録が見込まれますが、収録開始話は未公表です。
アニメ2期全体を漫画で読み直したい場合は、本編11巻から24巻付近を中心にし、序盤のサラ編は『失意の魔術師編』第1巻で補完すると流れがつながります。
原作小説なら第13巻が続きの目安です。巻数、発売予定、配信話の公開状況は変わる場合があるため、購入・閲覧前にKADOKAWA、カドコミ、TVアニメ公式、正規配信サービスの最新表示を確認してください。
よくある質問
『無職転生』アニメ2期の続きは漫画何話からですか?
第117話「誕生」からです。
カドコミでは第116話「修羅場」の次に第117話「誕生」が置かれており、アニメ2期最終話の家族会議後に起きる新しい出来事へ進みます。
『無職転生』アニメ2期の続きは漫画何巻からですか?
第25巻からが目安です。
25巻は2026年9月18日発売予定で、公式紹介には第一子の誕生が明記されています。ただし収録開始話は公表されていないため、第117話は「収録見込み」と考えるのが正確です。
第117話を飛ばしても大丈夫ですか?
物語の筋だけを急ぐことはできますが、第117話から読むことをおすすめします。
第一子の誕生は、ルーデウスが親として生き始める転換点です。その後の「家族を守るために強くなりたい」という動機の温度が、より伝わりやすくなります。
サラ編は本編漫画の何巻で読めますか?
本編漫画では大きく圧縮されているため、別コミカライズ『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ 失意の魔術師編』第1巻から読むのが分かりやすいです。
同作は原作小説7巻の物語をコミカライズし、サラ、カウンターアロー、ゾルダートとの関係を詳しく描いています。
執筆:天城 蓮(アニメ文化アナリスト|脚本構成研究家|ファン共感マーケター)



