『無職転生』アニメ第2期は原作小説12巻まで、第3期のルーデウス本編は13巻からです。
2026年8月6日時点では第3期第6話まで放送されており、第3〜6話は小説13巻の範囲。第1・2話は、エリスの修行を描く番外・別視点エピソードを再構成した内容です。
※この記事は巻数照合を優先し、物語の核心に関する重大なネタバレは避けています。ただし、各期の終了地点を説明するため、登場人物や舞台に軽く触れます。
『無職転生』アニメは原作小説の何巻まで?対応表で確認
最初に、アニメ・原作小説・漫画版・「小説家になろう」版の対応地点を整理します。
アニメ 原作小説 なろう版の目安 漫画版の目安 続きを読む場所
第1期 1〜6巻 第1〜6章、第63話付近まで 1〜11巻前後 小説7巻/Web第64話
第2期 7〜12巻 第7〜13章、第132話付近まで 24巻で第2期終盤付近 小説13巻/Web第133話
第3期第1・2話 各巻のエリス別視点を再構成 第80・109・132話後の間話など 本編とは別の配置 1話ごとの単純な巻数換算は不可
第3期第3〜6話 13巻 第14章・第133話以降 25巻以降の範囲 現在も13巻を映像化中
原作本編全体 全26巻で完結 全286エピソードで完結 24巻まで刊行済み 結末まで読むなら小説版
アニメの直接的な原作は、理不尽な孫の手さんによるMFブックスの書籍版ライトノベルです。
「小説家になろう」に掲載されたWeb版が物語の原点ですが、書籍化の際に新規エピソードの追加、人物描写の補強、構成変更が行われています。漫画版は、その書籍版を別の表現で描くコミカライズです。
したがって、アニメの続きを最も迷わず読めるのは原作小説です。
- 第1期の続きは小説7巻
- 第2期の続きは小説13巻
- 第3期第3話以降の出発点も小説13巻
- 結末まで読める原作本編は全26巻
原作小説第26巻は2022年11月25日に発売され、ルーデウスの物語は完結しています。
アニメ第1期・第2期は原作小説のどこまで?
アニメ第1期は小説1〜6巻、第2期は7〜12巻に対応します。
検索者が本当に知りたいのは細かなあらすじより、「見終わった後に何巻を買えばよいか」でしょう。まずは終了地点だけを明確に押さえておけば迷いません。
アニメ第1期は原作小説6巻まで
第1期は、ルーデウスの誕生から少年期の冒険、故郷へ戻った後の大きな別れまでを描いています。
対応する原作小説は第1巻から第6巻です。
第1期の続きをそのまま読みたい場合は、第7巻から始めてください。
ただし、書籍第7巻はWeb版から大幅に加筆された区間です。アニメ第2期序盤で描かれた北方大地での冒険者生活や、サラを含む「カウンターアロー」との交流を詳しく読みたい人にとって、特に重要な一冊となります。
「小説家になろう」版では、第1期の終了地点は第6章「少年期 帰郷編」の終盤にあたります。
Web版では第63話「お嬢様の決意」付近までが第1期に対応し、続きを読む目安は第7章の第64話「泥沼の冒険者」です。Web版の目次でも、第63話の後に第7章「青少年期 入学編」が始まる構成を確認できます。
アニメ第2期は原作小説12巻まで
第2期は、ルーデウスの冒険者時代、ラノア魔法大学への入学、シルフィとの再会、結婚生活、ベガリット大陸と転移迷宮の物語を映像化しました。
対応する原作小説は第7巻から第12巻です。
第2期最終話「嗣ぐ」では、半年ぶりに帰宅したルーデウスが、転移迷宮で起きたことやロキシーとの関係を家族に伝えています。アニメ公式サイトのあらすじでも、この帰宅後の報告が最終話の中心として示されています。
そのため、第2期の続きを読むなら原作小説第13巻からで問題ありません。
Web版では第7章から第13章「青少年期 迷宮編」までに相当し、第132話「墓標の前で」付近が第2期終了地点です。
続きを読みたい場合は、第14章「青年期 日常編」の第133話「ロキシー教師になる」から始めると、アニメ第3期第3話以降につながります。Web版の公式目次にも、第132話とエリス視点の間話に続いて、第14章・第133話が配置されています。

僕が大切だと感じるのは、第1期と第2期がどちらも「6巻分だから同じ」というわけではない点です。
第1期は、世界を知りながら他者との関係を結び直す物語でした。一方、第2期は、誰かと暮らすことに伴う責任を引き受ける物語です。
巻数は同じ6冊でも、心の移動距離はまったく違う。
アニメで一瞬の沈黙として処理された場面も、小説では前世の記憶、自己弁護、後悔が何層にも重なっています。ルーデウスの選択に納得できなかった人ほど、第1巻から読み直す意味があります。
『無職転生』アニメ第3期は何巻?2026年8月の最新状況
『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』のルーデウス本編は、原作小説第13巻から始まっています。
ただし、第3期全体を単純に「第1話から13巻」と説明するのは正確ではありません。
第1・2話は「エリス修行編」として、エリスがルーデウスと別れた後、剣の聖地で過ごした時間を描いているからです。
第1・2話は7月4日に特別連続放送
第3期の通常放送開始日は2026年7月5日ですが、第1・2話はその前日の7月4日20時から、TOKYO MXで1日先行の特別連続放送が行われました。
ABEMAとdアニメストアでも、TOKYO MXと同時に最速配信されています。
7月5日にはBS11、サンテレビ、KBS京都で第1・2話が連続放送され、TOKYO MXでもリピート放送が実施されました。第3話以降は7月12日から、毎週1話ずつの通常編成です。
第1話「燃えよ狂犬」では、エリスがギレーヌと剣の聖地へ向かい、剣神ガル・ファリオンのもとで修行を開始します。
第2話「吠えよ狂犬」では、それから2年後のエリス、ニナ・ファリオン、イゾルテ・クルーエルらの関係が描かれました。
ここを「13巻の冒頭」とだけ説明すると、実際の放送内容と食い違います。
より正確には、第3期第1・2話はエリス側の別視点、第3話からルーデウス側の小説13巻が本格的に始まったと捉えるべきです。
第3〜6話は原作小説13巻
第3話「帰ってきた日常」では、ロキシーを家族として迎えたルーデウスがラノア魔法大学へ復帰します。
第4話「水王級魔術師」では、ザリフの義手と水王級魔術、第5話「お祝い」ではクリフとエリナリーゼの結婚式や家族の祝い事が描かれました。
第6話「修羅場再び?」では、ロキシーと共に護衛の仕事へ出たルーデウスが、かつて「カウンターアロー」で行動を共にしたサラと再会しています。
これらは、原作小説第13巻の内容と一致します。
KADOKAWAによる第13巻の公式紹介でも、二人の妻と仕事をすることになったルーデウスが、苦い別れ方をしたサラと再会する物語であることが明記されています。
つまり、2026年8月6日時点の実照合は次のとおりです。
- 第1話「燃えよ狂犬」:エリス別視点
- 第2話「吠えよ狂犬」:エリス別視点
- 第3話「帰ってきた日常」:小説13巻
- 第4話「水王級魔術師」:小説13巻
- 第5話「お祝い」:小説13巻
- 第6話「修羅場再び?」:小説13巻
- 第7話「第四段階」:2026年8月9日放送予定
第3期は全14話と判明
第3期について、過去には「2クールなら18巻前後まで進むのではないか」という予想もありました。
しかし、現在は公式Blu-rayの収録情報から、第3期が全14話であることが確認できます。
Blu-ray Chapter 1には第1〜7話、Chapter 2には第8〜14話が収録されます。
したがって、「これまで1期につき6巻進んだから、第3期も13〜18巻」という単純計算は使えません。
全14話のうち最初の2話をエリス修行編に使い、第6話終了時点でも小説13巻を映像化しているためです。
公式から最終到達巻は発表されていませんが、現在の配分を見る限り、18巻まで進む可能性は低いと僕は考えます。
小説14巻ではペルギウスやナナホシに関わる物語が広がり、終盤には物語全体を反転させる重大な出来事があります。小説15巻は、そこからルーデウスが家族を守るために行動する、シリーズ屈指の転換点です。
脚本構成として自然なのは、小説14〜15巻の大きな流れを一つの到達点にする形でしょう。
ただし、これは放送済み話数と原作構成から導いた筆者の見立てであり、確定情報ではありません。
なろう版・漫画版はアニメのどこまで進んでいる?
「小説家になろう」版と漫画版は、どちらも『無職転生』を楽しむ重要な入口です。
しかし、アニメの続きを読むという目的では、それぞれ注意点があります。
なろう版は章と話数で照合できる
Web版『無職転生 – 異世界行ったら本気だす -』は、本編全286エピソードで完結しています。
掲載終了日は2015年4月3日です。
アニメとの主な対応は、次のように整理できます。
- 第1期:第1〜6章、第63話付近まで
- 第1期の続き:第7章、第64話「泥沼の冒険者」
- 第2期:第7〜13章、第132話付近まで
- 第2期の続き:第14章、第133話「ロキシー教師になる」
- 小説14巻付近:Web第15章「青年期 召喚編」
- 小説15巻付近:Web第16章「青年期 人神編」
第13章「青少年期 迷宮編」は第118話「状況確認」から始まり、第132話「墓標の前で」まで続きます。
その後、第14章「青年期 日常編」が第133話「ロキシー教師になる」から始まり、第143話「第四段階」まで進みます。
この構造を見ると、第3期第3話「帰ってきた日常」から第7話「第四段階」までが、Web版第14章を一つのまとまりとして映像化していることが分かります。
第1・2話のエリス修行編はWeb版の複数の間話を再構成
第3期の第1・2話をWeb版で探す場合、連続した一つの章を読めばよいわけではありません。
エリス側の物語は、ルーデウス本編の間に別視点の間話として分散しています。
Web版の目次では、少なくとも次のエピソードを確認できます。
- 第80話後の間話「燃えよ狂犬」
- 第109話後の間話「牙を砥ぐ」
- 第132話後の間話「狂犬の、剣は重いか鋭いか」
- 第143話後の間話「新たなる剣王の誕生」
第1・2話は、こうした異なる時期のエリス視点を時系列に並べ直し、一本の「エリス修行編」として見せる構成です。
これは、アニメならではの編集判断でしょう。
原作では長いルーデウスの物語の隙間から見えていたエリスの時間が、アニメでは最初にまとめて提示されました。
離れていた人物の時間を先に見せることで、視聴者は「再会するかどうか」だけでなく、「二人がどれほど違う道を歩いたのか」を意識できます。
同じ別離でも、ルーデウスは家庭を築き、エリスは剣を振り続けた。
二人の時間を並べたとき、再会は恋愛イベントではなく、異なる人生同士の衝突になります。
漫画版は2026年8月時点で24巻まで
フジカワユカさんによる漫画版は、2026年2月24日に第24巻が発売されました。
第24巻では転移迷宮後、深く傷ついたルーデウスを支えようとするロキシーの決断が中心となっています。
つまり、漫画第24巻はアニメ第2期終盤とほぼ同じ地点です。
アニメ第2期の続きを漫画で先に読むことは、2026年8月時点では難しい状態です。
次の第25巻は2026年9月18日発売予定で、公式紹介ではルーデウスとシルフィの第一子誕生や、ロキシーから新たな魔術を学ぼうとする展開が示されています。これはアニメ第3期第3〜4話付近に当たります。
整理すると、漫画版は次の位置です。
- 24巻:アニメ第2期終盤付近
- 25巻:アニメ第3期第3〜4話付近へ進む予定
- アニメ第3期第6話時点には未到達
- アニメの続きを最短で読む用途には向かない
なお、価格、発売日、刊行予定は変更される場合があります。購入前にはKADOKAWAの最新情報を確認してください。

アニメの続きは小説・漫画・なろう版のどれで読むべき?
物語の続きを正確に読みたいなら、原作小説が最適です。
目的別に選ぶと、次のようになります。
- 第1期の続きを読みたい:小説7巻
- 第2期の続きを読みたい:小説13巻
- 第3期第6話の続きを読みたい:小説13巻の後半
- 無料で本編を読みたい:Web版第133話以降
- 結末まで一気に読みたい:小説13〜26巻
- 映像とは違う表情やコマ割りを楽しみたい:漫画24〜25巻
- 省略された心理描写を深く知りたい:小説1巻から
Web版には無料で読める魅力がありますが、アニメが主に参照しているのは加筆・再構成された書籍版です。
特に書籍第7巻の冒険者時代や、各巻に追加された別視点、人物同士の会話にはWeb版との差があります。
漫画版は感情が表情として届く媒体です。
小説版は、その表情になる直前まで何を考えていたのかが読める媒体です。
アニメでは声の震えが心を動かし、漫画では視線の間が残り、小説では本人すら認めたくなかった感情が言葉になります。
僕は、『無職転生』を深く味わう鍵は、主人公を無条件に肯定することではないと考えています。
ルーデウスは失敗し、他人を傷つけ、自分に都合のよい理屈へ逃げることもあります。
それでも、前の人生より少しだけましな選択をしようとする。
その不格好な変化を、理解と肯定を分けながら見届けることが、この物語を「転生して強くなる話」から「一人の人間が人生を終えるまでの話」へ変えているのです。
第3期第1・2話がエリスから始まった意味も、そこにあります。
ルーデウスだけが成長していたのではない。
彼が見ていない場所でも、誰かが傷つき、決断し、未来へ向かっていた。その事実を先に示したことで、第3期は主人公一人の人生から、複数の人生が再び交差する物語へ移りました。
まとめると、『無職転生』第1期は小説6巻まで、第2期は12巻まで、第3期のルーデウス本編は13巻からです。
2026年8月6日時点では第6話まで放送され、現在も小説13巻の内容が描かれています。
第3期は全14話と判明していますが、最終到達巻は公式発表されていません。漫画版は24巻で第2期終盤付近、Web版の続きを読む場合は第14章・第133話からが目安です。
よくある質問
アニメ『無職転生』第2期の続きは小説何巻から?
原作ライトノベル第13巻からです。第2期は第12巻までを映像化し、第13巻では転移迷宮から帰還した後の家族生活や、サラとの再会などが描かれます。
『無職転生』第3期は原作何巻から始まった?
ルーデウス側の本編は第13巻からです。ただし、第1・2話はエリスの修行を描く別視点エピソードで、第3話から第13巻の本編が本格的に始まりました。
なろう版で第2期の続きを読むなら何話から?
第14章「青年期 日常編」の第133話「ロキシー教師になる」からが分かりやすい開始地点です。エリス視点も読みたい場合は、それ以前に配置された間話もあわせて読むと流れを補えます。
漫画版24巻はアニメのどこまで?
転移迷宮後のルーデウスとロキシーを中心とする、アニメ第2期終盤付近です。アニメ第3期の内容へ本格的に進むのは、2026年9月18日発売予定の漫画第25巻以降となります。
『無職転生』の原作小説は完結している?
本編は全26巻で完結しています。アニメ第2期後の第13巻から読み始めた場合、残り14冊でルーデウスの人生の結末まで追えます。
――天城 蓮(アニメ文化アナリスト|脚本構成研究家|ファン共感マーケター)



