『葬送のフリーレン』アニメ1期はいつから?放送期間・原作範囲・話数を総まとめ

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夕暮れの草原を歩く白髪のエルフの魔法使いと若い魔法使い、戦士を思わせる三人の旅人 葬送のフリーレン

※本記事はプロモーションを含みます

『葬送のフリーレン』アニメ1期は、2023年9月29日から2024年3月22日まで全28話が放送されました。

原作漫画では第1巻第1話から第7巻第60話までを映像化。アニメの続きを漫画で読む場合は、第7巻第61話から始めると物語がつながります。

『葬送のフリーレン』アニメ1期はいつからいつまで放送された?

『葬送のフリーレン』アニメ1期の放送期間は、2023年9月29日から2024年3月22日までです。

初回は2023年9月29日午後9時から、日本テレビ系「金曜ロードショー」で2時間スペシャルとして放送されました。この特別放送には、第1話から第4話までが含まれています。

初回で放送された4話は次の通りです。

  • 第1話「冒険の終わり」
  • 第2話「別に魔法じゃなくたって…」
  • 第3話「人を殺す魔法」
  • 第4話「魂の眠る地」

2023年10月6日からは、日本テレビ系で新設された全国ネットのアニメ枠「FRIDAY ANIME NIGHT」、通称「フラアニ」へ移行。毎週金曜午後11時から通常放送されました。

最終回となる第28話「また会ったときに恥ずかしいからね」は、2024年3月22日に放送されています。

第1期の基本情報を整理すると、以下の通りです。

項目 『葬送のフリーレン』アニメ第1期
初回放送日 2023年9月29日
最終回放送日 2024年3月22日
初回の形式 「金曜ロードショー」2時間スペシャル
初回の収録話 第1話~第4話
通常放送開始 2023年10月6日午後11時
通常放送枠 FRIDAY ANIME NIGHT
放送構成 連続2クール
話数 全28話
原作範囲 第1巻第1話~第7巻第60話
続きを読む位置 第7巻第61話
アニメーション制作 マッドハウス
監督 斎藤圭一郎
シリーズ構成 鈴木智尋

テレビでは第1話から第4話までが一つの2時間スペシャルとして編成されましたが、各話は独立した話数として数えられています。そのため、「初回スペシャルと残り27話で全28話」という数え方ではありません。

初回スペシャルが第1話~第4話、その後の通常放送が第5話~第28話です。配信サービスや映像商品でも、基本的には各エピソードが第1話、第2話という形で分けて扱われます。

配信先や見放題・レンタルの条件は時期によって変わるため、現在視聴できるサービスについては、アニメ公式サイトや各配信サービスの作品ページで最新情報を確認してください。

初回に4話をまとめたことで、勇者ヒンメルとの別れだけではなく、フェルンとの旅立ちや《オレオール》を目指す目的まで一気に示されました。

僕は、この構成には「悲しい別れの物語」という印象だけで終わらせず、フリーレンが新しい一歩を踏み出すところまで視聴者を連れていく効果があったと分析しています。


『葬送のフリーレン』アニメ1期は何話まで?

『葬送のフリーレン』アニメ1期は、第1話から第28話までの全28話です。

短い1クール作品ではなく、約6か月にわたる連続2クールとして放送されました。物語の流れは、大きく四つに分けて捉えると分かりやすくなります。

  • 第1話~第4話:勇者一行との別れと新たな旅の始まり
  • 第5話~第10話:旅の仲間との出会いと断頭台のアウラ編
  • 第11話~第17話:北側諸国での旅とザインとの出会い
  • 第18話~第28話:一級魔法使い試験編

第1話「冒険の終わり」では、勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、魔法使いフリーレンが、10年に及ぶ冒険を終えて王都へ帰還します。

一般的な冒険ファンタジーなら、魔王を倒した場面が物語の頂点になるでしょう。しかし、『葬送のフリーレン』が描き始めるのは、その偉業が終わったあとの時間です。

千年以上生きるエルフのフリーレンにとって、仲間と過ごした10年は短いものでした。50年後に再会したヒンメルは老い、やがて寿命を迎えます。

ヒンメルの葬儀で涙を流したフリーレンは、自分が彼をほとんど知ろうとしなかったことに気づきました。その後悔から始まる「人を知るための旅」が、全28話を貫く感情の軸です。

ハイターに育てられた魔法使いフェルンが弟子となり、アイゼンの弟子である戦士シュタルクも仲間に加わります。三人は、死者と対話できるとされる魂の眠る地《オレオール》を目指して北へ進みます。

第7話以降では、魔族との対立が本格化しました。

第8話の題名は作品名と同じ「葬送のフリーレン」。第9話「断頭台のアウラ」、第10話「強い魔法使い」へと続き、フリーレンが長い年月の中で培ってきた戦闘経験が明らかになります。

穏やかな表情も、抑揚の少ない声も変わらない。それでも彼女が一歩前へ出た瞬間、画面の空気だけが冷たくなる。

光や風景だけではなく、沈黙の長さによってキャラクターの強さを伝えたことが、アウラ編の大きな特徴です。

※画像はAIによるイメージ

第11話から第17話では、北側諸国の冬、各地で出会う人々、フリーレンが思い出すヒンメルとの記憶が描かれます。

第12話「本物の勇者」ではシュタルクの過去、第14話「若者の特権」では指輪に込められた記憶が掘り下げられました。僧侶ザインが一時的に同行する展開も、この中盤の重要な要素です。

ザインは旅に温かな会話を加える一方、「仲間であっても、進む道が違えば別れることがある」と示す人物でもあります。本作における別れは、関係の消滅ではなく、相手の選択を尊重する行為として繰り返し描かれます。

第18話「一級魔法使い選抜試験」からは、一級魔法使い試験編へ移ります。

フリーレンとフェルンは、北部高原へ入るために必要な一級魔法使いの資格取得を目指します。試験にはデンケン、ユーベル、ラヴィーネ、カンネ、ヴィアベルなど、異なる経験と価値観を持つ魔法使いたちが参加しました。

登場人物と戦闘場面は増えますが、試験編の中心は単純な強さ比べではありません。

何をイメージできるか。魔法を何のために使うのか。命を懸ける場面で誰を信頼するのか。試験を通して、それぞれの魔法使いが歩んできた人生が浮かび上がります。

最終回の第28話「また会ったときに恥ずかしいからね」では、一級魔法使い試験に区切りがつき、フリーレン、フェルン、シュタルクが再び旅へ出ます。

第1話はヒンメルを失ったあとの旅立ちでした。第28話は、いつか誰かと再会したときに恥ずかしくない自分でいるための旅立ちです。

始まりと終わりに同じ「別れ」と「旅立ち」を置きながら、そこに込められた意味を変えた点が、第1期の脚本構成で特に重要だと僕は考えています。


『葬送のフリーレン』アニメ1期は原作のどこまで?

アニメ第1期が映像化した原作範囲は、第1巻第1話「冒険の終わり」から第7巻第60話「旅立ちと別れ」までです。

続きから原作漫画を読みたい場合は、第7巻第61話から読み始めます。第7巻の途中に続きが収録されているため、第8巻からではない点に注意してください。

第1期に含まれる主な物語は次の通りです。

  • 勇者一行による魔王討伐後の帰還
  • ヒンメルの死とフリーレンの後悔
  • フェルンとの出会いと師弟関係
  • シュタルクの加入
  • 断頭台のアウラとの戦い
  • ザインとの出会いと別れ
  • 北側諸国への旅
  • 一級魔法使い試験
  • 試験後の新たな旅立ち

アニメと原作では、媒体に合わせた見せ方や間の取り方が異なります。第61話から読めば先の物語へ進めますが、人物の表情や回想の配置を比較したい人は、第1巻から読み直す方法もあります。

原作第60話は、試験という大きな出来事が終わり、一行が次の目的地へ歩き出す区切りです。

ここで重要なのは、単に「試験編が終わったから第1期も終わった」ということだけではありません。第1話と第60話が、どちらも旅立ちを描いている点です。

第1話のフリーレンは、失ってから初めてヒンメルを知ろうとしました。第60話まで進んだ彼女は、フェルンやシュタルク、新たに出会った魔法使いたちとの関係を通じて、別れの言葉を少しずつ学んでいます。

これは制作陣が「第60話をこの意図で選んだ」と公式に説明した事実ではなく、完成した全28話を脚本構成の観点から見た僕の分析です。

後悔に押されて始まった旅が、未来の再会を信じる旅へ変わる。その感情の変化まで描ける地点だったからこそ、第60話は第1期の終点として自然に機能したと考えられます。


全28話・原作第60話までの構成をどう評価する?

僕が『葬送のフリーレン』アニメ1期を高く評価する理由は、原作の出来事を急いで消化するのではなく、登場人物の感情が視聴者に届く速度を守っている点です。

原作第1話から第60話までをアニメ全28話で描いているため、単純平均ではアニメ1話につき原作約2.1話分になります。ただし、すべての回が同じ速度で進むわけではありません。

物語の節目では沈黙を長く取り、戦闘ではアニメーションならではの動きや空間表現を加える。旅の場面では、足音、風、鳥、雲、遠くに見える街へ時間を渡しています。

この緩急があるため、物語上の情報量と視聴者が感じる時間の長さが一致しません。

千年以上生きるフリーレンにとって、10年や50年は短い時間です。一方、人間にとって50年は、姿も暮らしも関係も変えてしまう長さを持ちます。

アニメはこの寿命の差を、設定の説明だけで処理しませんでした。年老いたヒンメルの姿、以前とは異なる街並み、誰も言葉を発しない葬儀の時間によって、視聴者自身に隔たりを感じさせています。

僕はこれを、時間を物語の題材ではなく、演出そのものに変えた構成だと捉えています。

本作の回想にも独特の役割があります。

ヒンメルとの旅で交わされた何気ない言葉を、フリーレンは何十年も経ってから思い出します。回想は過去の情報を補うだけではなく、「当時は分からなかった感情が、今になって届いた」ことを示しているのです。

そのため、同じヒンメルの言葉でも、物語が進むほど意味が変わって聞こえます。記憶は固定された映像ではなく、現在のフリーレンによって何度も読み直されているのでしょう。

光の粒一つに、キャラクターの心が滲んでいた。

そう感じられるのは、美しい作画だけが理由ではありません。フリーレンがまだ理解できていないことを視聴者だけが先に察し、彼女が追いつくまで待つ脚本の積み重ねがあるからです。

主要スタッフでは、原作を山田鐘人さん、作画をアベツカサさんが担当。アニメーション制作はマッドハウス、監督は斎藤圭一郎さん、シリーズ構成は鈴木智尋さん、音楽はEvan Callさんです。

主な出演者は以下の通りです。

  • フリーレン:種﨑敦美
  • フェルン:市ノ瀬加那
  • シュタルク:小林千晃
  • ヒンメル:岡本信彦
  • ハイター:東地宏樹
  • アイゼン:上田燿司
  • ザイン:中村悠一

第1クールのオープニングテーマはYOASOBIの「勇者」、第2クールはヨルシカの「晴る」。エンディングテーマはmiletの「Anytime Anywhere」です。

「勇者」は、フリーレンが旅の中で知り直していくヒンメルの存在と重なります。「晴る」へ変わると、後悔に立ち止まる物語から、受け取った記憶を抱えて前へ進む物語へ、光の向きが変わったように感じられました。

声優陣の演技も、感情を大きく説明しない作品の方向性を支えています。

種﨑敦美さんが演じるフリーレンは、声の調子を劇的に変える人物ではありません。それでも、呼吸の置き方や語尾のわずかな柔らかさから、ヒンメルへの理解が深まっていく変化が伝わります。

フェルン役の市ノ瀬加那さん、シュタルク役の小林千晃さんとの会話には、冒険者同士の緊張だけでなく、生活を共にする家族のような温度があります。

食事をし、寝坊を注意され、くだらないことで機嫌を損ね、また同じ道を歩く。壮大な魔法戦と同じくらい日常会話を大切にしたからこそ、全28話が「出来事の一覧」ではなく、一つの長い旅として記憶に残ったのだと思います。

※画像はAIによるイメージ

アニメ1期の続きは第2期・第3期へどうつながる?

以下は2026年9月8日時点で、アニメ公式サイトに掲載されている情報を基準にしています。

アニメ第1期の続きは、原作第7巻第61話からです。テレビアニメ第2期では、その第61話以降の物語が描かれました。

シーズンごとの情報を混同しないよう、範囲を分けて整理します。

シーズン 放送期間・予定 アニメ話数 原作範囲
第1期 2023年9月29日~2024年3月22日 第1話~第28話・全28話 第1話~第60話
第2期 2026年1月16日~3月27日 第29話~第38話・全10話 第61話~第80話
第3期「黄金郷編」 2027年10月放送予定 2026年9月時点で未発表 第81話から始まる物語

第2期は通算第29話「じゃあ行こうか」から始まり、第38話「美しい光景」までの全10話が放送されました。原作範囲は、第7巻第61話から第9巻第80話までです。

第1期の第28話で描かれた旅立ちは、第2期の第29話へそのままつながります。アニメだけを視聴する場合も、シーズン間で物語が飛んでいるわけではありません。

第2期最終回の放送後には、第3期「黄金郷編」の制作と、2027年10月から日本テレビ系で放送される予定が発表されました。

第3期は、原作第9巻第81話から始まる「黄金郷編」を描くと案内されています。黄金郷のマハトとデンケンの過去を軸に、長く生きる存在と人間が理解し合えるのかという、本作の根幹にある問いがさらに深まる章です。

ただし、2026年9月8日時点では、第3期の総話数、詳しい放送開始日、放送時刻などは発表されていません。今後変更や追加発表が行われる可能性もあるため、放送が近づいた段階で公式情報を再確認してください。


まとめ|アニメ1期は2023年9月29日開始の全28話

『葬送のフリーレン』アニメ1期は、2023年9月29日から2024年3月22日まで、連続2クールで放送されました。

初回は「金曜ロードショー」の2時間スペシャルで、第1話から第4話までを放送。2023年10月6日からは「FRIDAY ANIME NIGHT」で通常放送へ移り、最終的に全28話が届けられています。

原作範囲は第1巻第1話から第7巻第60話までです。漫画で続きを読みたい場合は、第7巻第61話から始めてください。

第1期が描いたのは、魔王を倒した勇者たちの後日談だけではありません。

失ってから気づいた想いを抱え、それでも誰かを知ろうと歩き直す物語です。第1話では後悔に押されていたフリーレンが、第28話では未来の再会を信じて旅立ちます。

心を動かすのは作画じゃない。そこに宿る、物語の温度だ。

『葬送のフリーレン』第1期には、その温度が焚き火の残り火のように、一話ごと静かに残されています。


よくある質問

『葬送のフリーレン』アニメ1期はいつからいつまでですか?

2023年9月29日から2024年3月22日まで放送されました。初回は「金曜ロードショー」の2時間スペシャルで、通常放送は2023年10月6日から始まりました。

『葬送のフリーレン』アニメ1期は全何話ですか?

第1期は全28話です。初回の2時間スペシャルには第1話から第4話までが含まれ、最終回は第28話「また会ったときに恥ずかしいからね」です。

アニメ1期の続きを漫画で読むなら何巻からですか?

第7巻第61話からです。アニメ第1期は第7巻第60話までを映像化しているため、第8巻ではなく第7巻の途中から続きます。

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アニメ第1期の続きは、原作第7巻第61話から確認できます。

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天城 蓮(あまぎ・れん)

アニメ文化アナリスト|脚本構成研究家|ファン共感マーケター

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