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『葬送のフリーレン』のアニメの続きは、1期が原作7巻第61話、2期が9巻第81話からです。
映像化された範囲は、第1期が7巻第60話まで、第2期が9巻第80話までで、どちらも単行本の途中で区切られています。この記事では、期別の対応表と場面別の収録巻を整理し、原作へ進むときの選び方を、先の結末に踏み込まずに解説します。
本記事には、電子書籍サービスの紹介とアフィリエイトリンクを含みます。
葬送のフリーレンのアニメは原作何巻・何話まで?
第1期は原作1巻第1話〜7巻第60話、第2期は7巻第61話〜9巻第80話に対応します。 続きを読むために必要なのは、アニメが到達した巻の「次の巻」ではなく、同じ巻に残っている未読部分です。
視聴済みの範囲 映像化された原作 続きを読む位置
第1期・全28話 1巻第1話〜7巻第60話 7巻第61話「封魔鉱」
第2期・全10話 7巻第61話〜9巻第80話 9巻第81話「黄金郷」
2026年9月17日に確認したアニメフリークスの2026年4月10日付記事「アニメ『葬送のフリーレン』3期『黄金郷編』はいつから放送・配信?続きは原作の何巻から?」でも、この期別の到達点が案内されています。アニメフリークスの放送・原作対応案内
なお、この記事の期別到達点は公開資料に基づく整理です。全映像と原作全ページを今回あらためて照合した実測結果ではなく、後述する細かな対応表も、場面を探すための目安として掲載しています。
「7巻まで」には、7巻の全部という意味はない
第1期の最終回は、7巻第60話「旅立ちと別れ」に対応します。7巻にはその先の話も収録されているため、8巻から購入すると、第2期の冒頭に当たるエピソードを読み飛ばしてしまいます。
第2期を見終えた場合も考え方は同じです。9巻の第80話まではアニメと重なりますが、第81話から先は続きになるため、10巻へ進む前に9巻が必要です。
巻数は「どの本を選ぶか」、話数は「どこを開くか」を示します。この2つを分けて考えるだけで、既読部分があることを理由に必要な巻を外す失敗を防げます。
僕は、アニメ視聴後の巻選びでは、重複するページを少し読むことより、物語の入口を飛ばしてしまうことのほうに注意したいと考えます。導入に置かれた何気ない会話が、後から人物の行動を理解する手がかりになるからです。
アニメと漫画では「第○話」の数え方が違う
アニメ第2期は、通算第29〜38話の全10話です。一方、その原作に当たるのは第61〜80話であり、アニメ第38話と漫画第38話は別の場面を指します。
サブタイトルも、必ず同じになるわけではありません。アニメ第38話は「美しい光景」、原作第80話は「聖雪結晶」です。
電子書籍や漫画アプリで探すときは、「作品名+単行本の巻数+原作の話数」を目印にしてください。サービス独自の分冊番号が表示されている場合は、それを原作の話数と同一視しないことも大切です。
原作は山田鐘人さん、作画はアベツカサさんが担当する、小学館「週刊少年サンデー」の漫画です。同名作品の通常の単行本を巻数順に読めばつながり、続編の別タイトルを探す必要はありません。
アニメの続きに必要なのは、1期視聴後なら7巻、2期視聴後なら9巻です。電子書籍で探す際は、作品名・巻数・著者名を商品画面で確認してください。価格や試し読みの対象範囲、特典の最新条件は販売サービスの案内で確認を。
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アニメ1期は7巻のどこまで?主な場面の対応表
第1期の終点は、一級魔法使い選抜試験を終え、オイサーストを旅立つ7巻第60話です。試験の決着まで見届けたうえで、次の旅へ移る位置に区切りがあります。
第1期は2023年9月から2024年3月まで放送されました。2023年9月29日の初回は、日本テレビ系「金曜ロードショー」で2時間スペシャルとして放送されています。アニメ公式サイトの初回放送案内
好きなエピソードを読み返すなら何巻?
以下は、アニメの区間ごとに主な内容と原作の収録位置をまとめた対応表です。細かなカット単位の対応ではなく、エピソードを探すための区分として使ってください。
アニメ話数 主な内容 原作の目安
第1〜4話 ヒンメルとの別れ、フェルンとの旅 1巻第1話〜2巻第8話
第5〜8話 シュタルクとの出会い、グラナト伯爵領 2巻第9〜17話
第9〜12話 アウラとの対決、クラフト、剣の里 3巻第18〜26話
第13〜17話 ザイン、鏡蓮華、仲間との別れ 3巻第27話〜4巻第36話
第18〜22話 第一次試験と、その後の時間 4巻第37話〜5巻第47話
第23〜26話 零落の王墓での第二次試験 6巻第48〜55話
第27〜28話 フェルンの杖、第三次試験、旅立ち 6巻第56話〜7巻第60話
鏡蓮華のエピソードを読み返したいなら4巻、第二次試験での攻略や対決を追いたいなら6巻が候補です。一級魔法使い選抜試験を入口から読む場合は、4巻第37話が目印になります。
長い章は複数の巻をまたぐため、「試験編が中心の巻」と「試験編が始まる巻」が異なります。場面の再読なら目的の巻、章全体の再読なら開始話を優先すると選びやすくなります。
試験の結末は、第2期への条件にもなっている
北部高原へ進むには、一級魔法使いの同行が必要です。そのために試験を受けたフリーレンとフェルンですが、2人とも合格したわけではありません。
最終試験でフリーレンは不合格となり、フェルンが合格します。第2期でフェルンが一級魔法使いとして扱われるのは、この結果を受けたものです。
この区切りは、単なる試験終了以上の意味を持つと僕は考えます。師匠に連れられていたフェルンが、旅を先へ進める条件を自分で満たしたからです。
フリーレンの強さだけでは進めない道があり、弟子の成長によって道が開く。7巻の前半を読み返すと、合否の結果だけでなく、旅の中で変わっていく師弟の関係にも目を向けられます。
続きだけ読むか、別れの余韻から読むか
未読部分へ直行するなら、第61話「封魔鉱」からで構いません。第1期最終回の余韻を取り戻したい場合は、その直前の第60話から読み始める方法もあります。
第60話から読む利点は、試験で出会った人々との別れと、いつもの3人の旅が連続して見えることです。新章へ切り替わっても、人との出会いが旅人の中に残っていく感覚を受け取りやすくなります。
原作を最初から読み直さなければ理解できない、ということではありません。必要なところから入り、気になった人物や場面だけ後から戻る読み方でも十分に楽しめます。
アニメ2期は9巻のどこまで?各話と原作の対応
第2期は、7巻第61話「封魔鉱」から9巻第80話「聖雪結晶」までです。2026年1月16日から3月27日まで放送され、通算第29話「じゃあ行こうか」から第38話「美しい光景」までが描かれました。
舞台は試験会場から旅路へ戻り、南の勇者に関する回想、北部高原の暮らし、神技のレヴォルテとの戦いなどが続きます。
一級魔法使い選抜試験が人物の能力や考え方を見せる場だったとすれば、第2期は、その人物たちが実際の任務で何を選ぶかを見せる時間だと僕は捉えています。
第29〜38話を原作で探すための表
アニメ話数・タイトル 原作話数の目安 収録巻
第29話「じゃあ行こうか」 第61〜62話 7巻
第30話「南の勇者」 第63〜64話 7巻
第31話「好きな場所」 第65〜66話 7巻
第32話「誰かの故郷」 第66〜68話 7〜8巻
第33話「北部高原の物流」 第69〜70話 8巻
第34話「討伐要請」 第71〜72話 8巻
第35話「神技のレヴォルテ」 第72〜74話 8巻
第36話「立派な最期」 第74〜76話 8巻
第37話「ヒンメルの自伝」 第77〜78話 8巻
第38話「美しい光景」 第79〜80話 8〜9巻
原作話数が隣の行と重なる部分は、同じ原作話の内容がアニメの複数回に関わる区間です。ただし、場面の導入や回想をどこまで対応に含めるかで区分は変わるため、途中から読む場合は該当する原作話の冒頭へ戻るのが確実です。
第2期全体は原作20話分に当たりますが、そこから機械的に「アニメ1話につき原作2話」と計算することはできません。映像の区切りは、漫画の掲載単位よりも、その回の感情や場面の着地を優先する場合があるからです。
南の勇者は7巻、レヴォルテ戦は8巻
南の勇者に関する回想を探すなら、7巻第63話が目印です。アニメでは第30話に当たり、ヒンメルたちの旅だけでは見えなかった勇者の歴史に触れるエピソードです。
ゲナウやメトーデが関わる討伐の流れは、8巻第71話から読むと入りやすくなります。レヴォルテとの対決だけでなく、その任務がどのように始まったかまで追えるためです。
僕は戦闘場面の再読でも、直前の会話を一緒に読むことを勧めます。誰が誰を気にかけ、何を引き受けたのかが分かると、同じ行動の重みが変わって見えるからです。
「強い人物だった」という記憶が、「こういう場面で他人を支える人物だった」という理解へ変わる。その変化も、原作へ戻る楽しみの一つです。
第2期最終回を丸ごと読むなら8巻と9巻
第38話に関わる原作は、8巻第79話「トーア大渓谷」と9巻第80話「聖雪結晶」です。したがって、最終回の内容を原作でも一通り読み返したい場合は、8巻と9巻が候補になります。
一方、目的が未読の続きだけなら9巻からで足ります。「最終回の再読」と「最終回の続き」では、必要な巻が違うという点が、ここでの実用的な判断基準です。
単にアニメの到達巻を知るだけでは、自分が欲しかった場面に届かないことがあります。購入前に「続きを知りたいのか、あの余韻をもう一度味わいたいのか」を決めておくと、巻選びが具体的になります。

南の勇者の回想なら7巻、討伐の流れなら8巻、第2期最終回の再読なら8〜9巻が候補です。ブックライブなどの電子書籍サービスで探す際も、先に目的の巻を決めると選びやすくなります。試し読みの有無や範囲は各巻の商品画面で確認してください。
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原作を1巻から読む必要はある?演出の違いを味わう方法
続きを理解するために、1巻から読み直す必要はありません。 ただし、アニメで心に残った場面が漫画ではどう表現されているかを知りたい人には、1巻から読む意味があります。
違いを探す際は、追加された台詞や動きの数だけに注目するより、「人物の気持ちを、いつ受け取る構成になっているか」を見ると面白くなります。
比較例は原作1巻第1話とアニメ第1話
比較の入口にしやすいのが、ヒンメルとの別れを描く原作1巻第1話と、アニメ第1話「冒険の終わり」です。物語の出発点であり、後の展開を知らなくても表現の違いを考えられます。
アニメフリークスの2025年11月23日付「『葬送のフリーレン』アニメと原作の違いまとめ|アニオリ要素一覧」では、アニメに墓地での埋葬場面が追加されていることが紹介されています。アニメフリークスの原作・アニメ比較記事
ここでの比較は同記事の説明を根拠とするもので、僕が今回、映像の秒数や原作のコマ数を測定したものではありません。そのため、正確な尺の差や、制作陣がその構成を選んだ意図までは断定しません。
それでも、葬儀から埋葬へと場面を進める構成には、人物理解のうえで考えられる効果があります。別れを一度の出来事として終わらせず、「もう会えない」という事実が少しずつ身体に届いてくる時間として表せることです。
フリーレンの涙を「遅れて届く理解」として見る
フリーレンは、ヒンメルたちと10年間の冒険を共にしました。しかし、長命の彼女にとって、その時間の意味は最初から人間と同じだったわけではありません。
その後、50年を経た再会と別れによって、知る機会が残されていたこと、そして失われたことが浮かび上がります。物語の痛みは、悲しい出来事だけでなく、理解が間に合わなかったことにあります。
僕には、別れの過程を段階的に見せる構成が、この「理解の遅れ」を観客にも感じさせる働きを持つように思えます。感情を台詞で説明する前に、時間と場所の変化を通して受け止めさせる読み方です。
一方、漫画では、ページを戻ったり、一つの表情で読む手を止めたりできます。読者自身が時間を調整できるため、短い場面でも、その人にとって長い沈黙になり得ます。
アニメが決めた長さの間を受け取り、原作では自分の長さの間を置く。この違いに目を向けると、同じ別れを二度体験することが、単なる内容の確認ではなくなります。
全巻を読み直さず、1場面から比較してもよい
読み直しの負担が気になるなら、まず印象に残った1場面だけで十分です。鏡蓮華なら4巻、試験後の別れなら7巻というように、感情の記憶が残っている場所を選んでみてください。
比較するときは、次の3点を意識すると人物の見え方を整理できます。
- 気持ちが説明される前に、表情や行動が置かれているか。
- 会話が終わった後に、どんな余白が残るか。
- 過去の回想が、現在の行動をどう見直させるか。
これは、どちらの表現が優れているかを決めるための採点項目ではありません。自分がなぜその場面に心を動かされたのかを、少し具体的に言葉にするための入口です。
僕が原作の再読に感じる魅力は、アニメの音楽や声を覚えている状態で、紙面の静けさに触れられることです。音のないコマに、かえって人物のためらいが濃く浮かぶこともあるでしょう。

9巻から始まる黄金郷編は?3期を待つか原作へ進むか
原作の黄金郷編を読む目安は、9巻第81話から11巻第104話までです。一方、アニメ第3期の総話数や最終的な終了位置は、原作の章範囲と分けて考える必要があります。
第3期「黄金郷編」は、2027年10月に日本テレビ系で放送予定です。アニメ公式は2026年3月27日に制作・放送時期を発表しており、2026年9月17日の確認時点でも公式サイトに同じ放送時期が掲示されています。アニメ公式の第3期放送案内
ただし、今回確認できた公式案内からは、総話数や原作の最終対応話までは確定できません。「黄金郷編だから全12話になる」「必ず第104話で終わる」といった予測を、決定事項として受け取らないようにしてください。
原作へ進む判断に必要な人物とテーマ
黄金郷編では、黄金郷のマハト、都市ヴァイゼ、そして第1期の試験で登場したデンケンが重要になります。小学館の9巻紹介でも、北部高原へ進んだフリーレンと、七崩賢・黄金郷のマハトとの接点が案内されています。小学館の『葬送のフリーレン』書籍案内
結末を知らずに進みたい人が、ここで押さえるべきことは多くありません。人間と魔族の隔たり、人物の過去、現在の選択が関わる長編へ入る、という程度で十分です。
デンケンが気になっていた人は、そのまま読み進める動機になるでしょう。試験での人物像を忘れている場合は、5巻の第一次試験周辺を振り返る方法もありますが、必須の予習ではありません。
僕が注目するのは「知る」という行為の違い
フリーレンの旅は、ヒンメルをもっと知ろうとしなかった後悔から始まります。一方、魔族をめぐる物語では、同じ言葉を使うことと、同じ感情を共有することの距離が問われます。
僕は、この2つを並べると、黄金郷編への入り方が見えてくると考えます。「相手を知りたい」と願うことだけでなく、何をもって理解したと言えるのかが、より難しい形で立ち上がるからです。
そのため、先の戦いの結果だけを急いで知るより、会話の中で人物が何を前提にしているかを追ってほしいと思います。同じ出来事を見ていても、その意味を同じように受け取っているとは限りません。
原作なら、気になった台詞の前へ戻り、相手の返答や表情を読み直せます。人間関係や会話の構造を考えたい読者にとっては、長編を自分の速度で追えることが大きな魅力です。
アニメの初見体験を残す選び方もある
声や音楽、映像の間と一緒に初めて展開を受け取りたいなら、未読部分を残して第3期を待つ選択も自然です。その場合は、第2期までの好きな場面を原作で振り返るだけでも楽しめます。
反対に、先の物語が気になる人は、原作へ進んで問題ありません。展開を知った後にも、その感情が映像でどう表現されるかを味わう楽しみが残ります。
今後のアニメ化で僕が注目したいのは、会話の間や視線によって、人物同士の理解のずれをどう見せるかです。これは演出への期待であり、未発表の構成や場面追加を予告するものではありません。
『葬送のフリーレン』をアニメから原作へ読み継ぐときは、まず視聴済みの期に対応する開始話を確認してください。そのうえで、続きの発見、好きな場面の再体験、表現の比較のどれを求めるかを決めると、必要な1冊が見えてきます。
新しい展開へ進む人にも、同じ別れをもう一度読む人にも、本を開く理由があります。僕は、その理由を自分で選べることも、この旅を長く楽しむ方法だと思います。
次の展開を読むか、好きな場面を読み返すか。目的が決まったら、必要な巻から選んでみてください。ブックライブで購入する場合も、価格・試し読み・特典の適用条件は最新の商品情報で確認を。
👉 ブックライブで次に読む1冊を確認する
よくある質問
葬送のフリーレンのアニメ1期の続きは何巻何話から?
7巻第61話「封魔鉱」からです。第1期は7巻第60話までなので、8巻からでは間のエピソードが抜けます。
アニメ2期の続きだけなら9巻を買えばよい?
はい。続きの開始位置は9巻第81話「黄金郷」です。第2期最終回そのものを原作で一通り読み返したい場合は、8巻と9巻が対象になります。
第3期は原作11巻まで映像化すると決まっている?
今回確認した公式案内では、最終的な原作対応範囲までは確認できません。原作の黄金郷編の区切りと、アニメ第3期の確定した終了位置は別の情報です。
天城 蓮(あまぎ・れん)|アニメ文化アナリスト・脚本構成研究家・ファン共感マーケター


