アニメ『薬屋のひとりごと』は未完結で、2026年10月16日朝・日本テレビ系本放送基準で第50話まで放送済みです。
第1期・第2期は各24話で終了し、第3期は分割2クールで放送中です。第3期の全24話・通算第72話までという数字は、発売予定のBlu-ray収録情報に基づく予定であり、現在見られる話数とは異なります。
- シリーズの完結状況:未完結。第3期を放送中
- 放送済み:通算50話。第3期では第2話まで
- 第3期の予定:商品収録情報に基づき全24話、通算第49〜72話
- 後半の開始:2027年4月予定。第3期最終回の具体的な放送日は、確認した公式案内では未発表
本記事ではブックライブの書籍情報も紹介しますが、購入用リンク・アフィリエイトリンクは掲載していません。
第2期の先を本で読みたい方は、まず原作小説『薬屋のひとりごと』第5巻の紹介文を確認してみてください。ブックライブでは日向夏氏・しのとうこ氏の名前が目印です。同名の漫画第5巻とは内容が異なるため、巻数と著者欄を一緒に見ると選びやすくなります。
アニメ『薬屋のひとりごと』は完結した?第48話で終わったのは第2期
第48話「はじまり」は、第2期の最終回です。アニメシリーズ全体の結末を意味する最終回ではありません。
2025年7月4日の第48話放送後に続編制作が発表され、その後、テレビ第3期と劇場版の制作へと情報が具体化しました。第2期を見終えた人には、さらに続く物語が用意されています。
「全24話」と表示されていても、作品全体の話数とは限らない
配信サービスで目にする「全24話」は、選択しているシーズンの収録本数を表す場合があります。『薬屋のひとりごと』では、第1期の24話と第2期の24話を合わせると48話です。
そのため、視聴画面では作品名だけでなく、「第1期」「第2期」「シーズン3」などの表示も確認してください。最終エピソードまで再生したつもりでも、見終えたのが一つのシーズンだけということがあります。
ここで区別したいのは、シーズンの放送終了、事件の決着、シリーズ全体の完結です。事件に一区切りがついていても、登場人物の歩みが終わったとは限りません。
僕は、この違いを説明することが、未視聴の人への大切な案内になると考えています。「まだ続く」と知って見るのか、「すべて終わる」と思って見るのかで、最終回の受け取り方は変わるからです。
続編の情報は、制作決定から放送開始へ更新されている
公式サイトが2025年10月22日に公開した「アニメ『薬屋のひとりごと』第3期&劇場版 制作決定」の発表では、第3期を分割2クールで放送する方針が示されました。前半は2026年10月、後半は2027年4月という予定です。
さらに、2026年8月15日付の公式発表「TVアニメ第3期 2026年10月2日(金)から放送開始!」で、初回の放送日が具体的に案内されています。現在の視聴状況を調べる際は、2025年の「続編制作決定」だけで情報を止めないことが重要です。
発表日を見る意味は、情報が新しいか古いかを判定するだけではありません。「制作が決まった」「放送時期が決まった」「実際に放送が始まった」という段階の違いを理解する助けにもなります。
『薬屋のひとりごと』は全何話・何クール?放送済みと予定の一覧
第1期と第2期は、それぞれ連続2クール・全24話です。第3期は分割2クールで、商品情報から確認できる予定話数は全24話となります。
次の表では、すでに終了したシーズンと放送途中のシーズンを分けています。基準は2026年10月16日朝の日本テレビ系本放送です。
放送期 放送期間・開始予定 クール数 話数・通算番号 基準日時点の状況
第1期 2023年10月〜2024年3月 連続2クール 全24話・第1〜24話 放送終了
第2期 2025年1月10日〜7月4日 連続2クール 全24話・第25〜48話 放送終了
第3期 前半:2026年10月2日〜/後半:2027年4月〜予定 分割2クール 全24話予定・第49〜72話。商品収録情報に基づく 第50話まで放送済み
第2期の放送期間と全24話という構成は、2025年7月4日付のアニメイトタイムズの続編発表記事でも確認できます。第3期の放送時期は公式「On Air」、予定総数はBlu-rayの商品情報に基づいています。
第3期「全24話予定」は、Blu-rayの収録範囲から分かる
東宝の公式オンラインストアに掲載された『薬屋のひとりごと』第3期Blu-ray第4巻の商品情報では、収録範囲が第67〜72話と案内されています。また、第3期Blu-rayは全4巻で発売する予定です。
第3期は通算第49話から始まるため、第72話までを数えると24話になります。本記事が示す「全24話予定」は、この商品収録情報に基づく数字です。
ここで大切なのは、予定総数と放送済み本数を混ぜないことです。第3期終了時点で通算72話になる予定でも、2026年10月16日朝の時点で72話すべてを視聴できるわけではありません。
また、商品情報は収録内容や仕様が変更される可能性があります。購入時には最新の商品案内を確認し、放送日程については別途、公式の放送情報を参照してください。
話数が分かれば、視聴に必要な時間や追いかける長さを考えやすくなります。一方、24話という本数だけで、原作のどこまで描くのか、シリーズがそこで完結するのかまでは判断できません。
分割2クールの後半は「第4期」ではない
クールとは、おおむね3か月を単位とするテレビ放送の区分です。連続2クールは続けて放送し、分割2クールは間を空けて二つの期間に分けて放送します。
『薬屋のひとりごと』第3期の場合、2026年10月開始の前半と、2027年4月開始予定の後半を合わせて一つのシーズンです。後半が始まっても、それを第4期と数えるわけではありません。
予定された休止期間があるため、前半を見終えた後に新しい回が配信されなくなる時期が生じます。この空白は分割放送の仕組みによるもので、それだけを理由に打ち切りと受け取る必要はありません。
視聴計画を立てるなら、「前半まで追いつく」と「第3期を最後まで見る」を別の目標にすると分かりやすいでしょう。放送のまとまりを知っておけば、待つ時間も予定に組み込めます。

現在は何話まで?第3期の放送・配信とまとめ見の時期
2026年10月16日朝の放送済み最新話は、通算第50話「火鼠の皮衣」です。第3期の中では第2話に当たります。
公式サイトの放送カレンダーでは、10月2日に第3期開始、10月9日に第50話、10月16日に第51話という順序が示されています。したがって、10月16日朝の段階では、同日夜に予定されている第51話を放送済みに含めません。
第49話と第50話の番号・題名を確認する
第3期の第1話は、通算第49話「蝗(いなご)」です。第2話は、通算第50話「火鼠の皮衣」で、いずれも公式「Episodes」に掲載されています。
第49話の紹介では花街へ戻った猫猫の生活が、第50話の紹介では趙迂の衣服を買いに出た先で出会う不思議な衣が、物語の入口として示されています。前のシーズンから続く人物たちが、新たな謎へ踏み出す導入です。
配信サービスによって「第3期第2話」と表示される場合も、「第50話」と表示される場合もあります。見失った回を探すときは、シーズン名・番号・サブタイトルを組み合わせると照合しやすくなります。
なお、予告や先行あらすじの公開は、本編の放送完了を意味しません。検索結果に第51話の記事が表示されても、それだけで「51話まで見られる」と判断しないようにしましょう。
日本テレビ系は金曜23時、配信は土曜に順次
公式「On Air」によると、日本テレビ系の本放送は毎週金曜23時から、全国30局ネットです。配信はテレビ放送後、毎週土曜に順次行われ、初回配信は2026年10月3日0時からと案内されています。
BS日テレやAT-Xでは土曜23時からの放送も案内されています。同じ作品でも放送局や利用サービスで視聴可能になる時刻が異なるため、本記事では基準を日本テレビ系本放送にそろえています。
配信一覧には、見放題、最新話の期間限定無料、レンタルという区分があります。たとえばTVerやABEMAの期間限定無料配信は、過去の全話を常時無料で視聴できるという意味ではありません。
見たいシーズンが対象か、何話まで公開されているか、公開期限があるかを確認すると、契約後や再生直前の行き違いを減らせます。放送時刻・配信日時・対象プランの最新情報は、公式案内と利用するサービスで確認してください。
第3期を全話まとめて見られるのはいつ?
第3期を最後までまとめて見るなら、2027年4月開始予定の第2クールが終了し、利用サービスで最終話まで配信されるのを待つ必要があります。
2027年4月は後半の開始予定月であり、全24話がそろう月ではありません。 今回確認した公式「On Air」には、最終回の具体的な放送日は記載されていません。
一般的なクールの長さから終了月を予想することはできますが、特別編成や放送休止も考えられます。現段階では、推測による日付を「一気見できる確定日」として案内するべきではないでしょう。
いま一区切りまで楽しみたい人には、第1期・第2期の48話が選択肢になります。第3期の終了を待たなくても、すでに放送を終えた二つのシーズンを一つのまとまりとして味わえます。
第2期の続きは何巻?原作小説と漫画2種類の選び方
第2期の先を原作小説で読みたい場合は、ヒーロー文庫版の第5巻が入口です。漫画を選ぶ場合は版によって進み方が異なり、小説の巻数をそのまま当てはめることはできません。
以下では第2期の結末と第3期導入の設定に触れます。物語の内容を知らずに視聴したい方は、巻数の案内だけを確認してください。
原作小説は第5巻から、視聴済み部分との重複はある
日向夏氏が執筆し、しのとうこ氏がイラストを担当する原作小説の第5巻は、子の一族の反乱が収まった後の状況から物語が進みます。ブックライブの作品紹介にも、この前提が明記されています。
ただし、「第2期の続き」と「現在放送中のアニメより先」は同じではありません。第3期をすでに見ている人が第5巻を読むと、視聴済みの出来事と重なる部分があります。
僕は、重複を必ずしも損だとは考えていません。アニメで流れとして受け取った出来事を、文章では人物の考えや説明に立ち止まりながら読み直せるためです。
先の展開だけを急いで知りたいのか、同じ場面を違う表現で味わいたいのか。その目的を決めておくと、途中巻から読むか、最初から読み直すかを選びやすくなります。
ブックライブで原作小説第5巻を探す際は、著者欄の日向夏氏・しのとうこ氏と、作品紹介の内容を確認しましょう。同じ「5巻」でも漫画版とは進行が異なります。試し読みの有無や範囲、価格・販売条件は最新の作品ページで確かめてください。
倉田三ノ路氏の漫画版は第21巻が目安
小学館の『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』は、倉田三ノ路氏による漫画版です。第21巻の公式紹介では、花街に戻った猫猫が、蝗害への備えに関わる図録を探す展開が説明されています。
そのため、第2期後の物語を漫画で読みたい場合、第21巻は分かりやすい目安になります。ただし、アニメと漫画では場面の区切りや説明の配置が異なり、放送回と巻の境界が完全に一致するとは限りません。
ねこクラゲ氏作画版の「続きの巻」は、今回の確認では特定できない
スクウェア・エニックス刊の『薬屋のひとりごと』は、ねこクラゲ氏が作画、七緒一綺氏が構成を担当する漫画版です。
公式の第17巻紹介では、子の一族との対峙と、その反乱に至った背景が扱われています。ただし、この紹介文だけでは、アニメ第2期最終回の直後から読み始められる巻や収録話を特定できません。
したがって、本記事では「ねこクラゲ氏版なら第17巻から続きを読める」「次の第18巻から」とは断定しません。第2期の直後に当たる開始巻は、今回確認できた公式資料では未特定です。
これは小さな違いに見えて、実際に本を選ぶ人には大切な情報です。「漫画は何巻から」という一つの答えにまとめず、出版社と作画担当者まで確認する必要があります。
また、第3期が原作小説の何巻まで進むかについても、確認した公式放送・商品案内では明示されていません。過去のシーズンと同じ配分になるという予想と、公式に発表された範囲は分けておきましょう。
劇場版で完結する?テレビ第3期とは別に公開される作品
『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は、2026年12月11日公開予定です。テレビ第3期の24話に含まれるエピソードではなく、別の劇場作品として案内されています。
公式サイトが2026年7月3日に公開した「『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』2026年12月11日(金)公開決定!ティザービジュアル&予告映像解禁!」で、正式タイトルと公開日を確認できます。原作者・日向夏氏による完全新作ストーリーです。
映画の公開日をシリーズの完結日と考えない
劇場版は、妃の最期の願いをきっかけに、猫猫と壬氏が南の地へ向かう物語です。水上都市を舞台に、秘宝をめぐる新たな謎が描かれます。
今回確認した公式紹介には、この映画をシリーズ全体の完結編とする説明はありません。したがって、12月11日を「薬屋のひとりごとが完結する日」と案内する根拠もありません。
話数を整理するときも、テレビ全24話に映画を足して「第3期は全25話」と数えないようにしましょう。テレビの放送本数と映画の本数は、別々に扱うほうが正確です。
一方、映画を見なければ第3期後半が理解できないかどうかは、公開予定だけでは判断できません。鑑賞順やテレビ版との関係が気になる場合は、今後の公式説明を確認する必要があります。
僕としては、視聴順への不安だけで鑑賞を急ぐより、まずテレビ本編の進行と、映画独自の物語を分けて受け止めるのがよいと考えています。公開日・上映館などの最新情報は公式で確認してください。
なぜ第2期で完結したように感じる?第48話と第49話の構成を考察
ここからは、原作者コメントと、放送局・公式サイトに掲載された第48話・第49話のあらすじに基づく構成分析です。本編映像のカット割り、音楽、演技を直接検証したレビューではありません。
僕は、第2期に大きな満足感を得られる理由を、最初の物語の区切りと、登場人物が次の立場へ進む転換が重なるためだと考えています。
2025年7月4日に公開された続編発表時のコメントで、日向夏氏は、第1期・第2期に当たる範囲が、当初は小説4冊分でまとめようとしていた物語だったと説明しています。これは原作全体が4巻で完結したという話ではなく、最初のまとまりに関する説明です。
第48話は事件の結果を、第49話はその後の暮らしを示す
BS日テレが掲載する第48話「はじまり」のあらすじでは、事件後の夜明けに、子どもたちと休む猫猫のもとへ壬氏が訪れます。二人が互いの傷を気遣い、楼蘭が守ったものや託したものを考える場面です。
第49話「蝗」の公式あらすじでは、猫猫は花街の薬師としての暮らしに戻っています。趙迂と取る朝食での出来事が、新しい違和感につながります。
この二つを並べると、事件の「決着」が、次の物語では「生活の条件」になっていると読めます。誰が守られ、何が託されたかが、次の章で誰と暮らし、何を気にかけるかへつながっているのです。
僕が面白いと感じるのは、新章の入口が、前章より大きな事件の説明だけで埋められていないことです。朝食という身近な場面を通して、前の出来事が終わった後にも人の毎日は続く、と伝わってきます。
一皿の食事は、壮大な事件の合間に置かれた休憩だけではない。守られた生活が続いていることを示す、小さな証しとして読むこともできるでしょう。

新しい謎だけでなく、変わった立場を追うと続編が見えてくる
第49話では、猫猫の身近な観察と、壬氏が向き合う災害の予兆が並行して提示されます。僕には、同じ世界の不穏さを、暮らしの側と政治の側から見る構造に思えます。
この読み方では、第2期の区切りと第3期の継続は矛盾しません。一つの事件が終わったからこそ、その結果を引き受ける人物たちの次の物語が始まります。
続編を見る際には、「次にどんな事件が起きるか」に加え、「前の事件によって、この人物の役割はどう変わったか」を追ってみてください。第48話から第49話へのつながりが、単なる話数の連続以上に感じられるはずです。
ただし、これは公開あらすじと原作者コメントからの僕の解釈です。第3期後半の展開や結末、さらに先のアニメ化を予告するものではありません。
アニメ『薬屋のひとりごと』は、第2期までの48話に大きな区切りを持ちながら、第3期へ続いています。2026年10月16日朝の放送済みは50話で、第3期の全24話・通算72話は商品情報に基づく予定です。
一区切りまで見たいなら第2期まで、毎週追いたいなら第3期へ、読書で続きを楽しみたいなら原作小説第5巻へ。自分が求めるのが「物語の一区切り」なのか「発表済みシーズンの全話公開」なのかを分けると、見始める時期を選びやすくなります。
よくある質問
『薬屋のひとりごと』は第48話で完結した?
第48話「はじまり」で終了したのは第2期です。シリーズは続いており、2026年10月16日朝・日本テレビ系本放送基準では、第3期第2話に当たる通算第50話まで放送済みです。
第3期は全何話で、いつ全話まとめて見られる?
Blu-rayの商品収録情報に基づく予定では、全24話・通算第49〜72話です。全話のまとめ見は2027年4月開始予定の後半が終了し、利用サービスで最終話まで配信されてからで、具体的な最終回放送日は確認した公式案内では未発表です。
アニメ第2期の続きは、小説と漫画の何巻から?
原作小説は第5巻、倉田三ノ路氏の漫画『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』は第21巻が目安です。ねこクラゲ氏作画版については、第2期直後から読み始められる巻を、今回確認した公式資料だけでは特定できません。
続きを読む一冊を選ぶなら、ブックライブでも、最初に小説か漫画かを確認してみてください。先へ進むために小説第5巻を読む方法も、好きな場面を漫画で味わい直す方法もあります。購入前には著者名・巻数・紹介文を照合し、試し読みや販売条件の最新情報を確かめましょう。
執筆:天城 蓮(アニメ文化アナリスト|脚本構成研究家|ファン共感マーケター)



